絶景探しのクルマ旅 北海道・美瑛、富良野、層雲峡

見逃せない絶景を求めて
北海道をワゴン車に宿泊しながらドライブし、絶景ハンターとして写真撮影の旅をしてきました。
今回は美瑛、富良野、層雲峡を中心とした北海道らしい広大な田園風景や峡谷の絶景です。実際の旅の体験を基に、いつかはそこへ行って見たいという方へのアドバイスも含めてご紹介したいと思います。
さあ、非日常感を求めて北海道へ行こう!
目次
花の楽園 色鮮やかなパッチワーク
北海道ならではの圧倒的なスケールの花園。広大な丘に彩られた色鮮やかなパッチワークの世界とでも表現したら良いのでしょうか。
この四季彩の丘は、入園無料、駐車料金も無料の観光農園ですが、大規模でありながら整然と配列された綺麗な花園は圧巻です。北海道に来たら見逃してはならない絶景と言えるでしょう。
広大な園内はカート、バギー、トラクターでの客車牽引などで移動できる有料サービスもありますが、できればゆっくり撮影や景色を楽しみながら歩くことをオススメします。撮影中は走ってくるカートやバギーにはくれぐれも気をつけてください。景色を楽しんだら、協力金も少し入れてあげましょう。
神秘的な奇跡の青い池
美瑛から道道966号線を十勝岳展望台方面に向かう途中の白金に「青い池」があります。いろいろな自然条件によって奇跡的に青く染まった池に、立ち枯れた木々が幻想的な神秘の情景を創り出していました。ここも一度は見ておきたい絶景です。
北海道らしい広大な田園風景 美瑛の丘
CMやドラマ、映画に使われた場所だけが注目されがちですが、美瑛の穀倉地帯をクルマで走っていると、たくさんの素晴らし田園風景に巡り会います。絶景を探しながら自由に走り回るのもクルマ旅の醍醐味です。北海道らしい広大な田園風景は、非日常感たっぷり。北海道に来たことを大いに実感できます。
美しいラベンダーのジュウタン
広大な畑に敷きつめられたラベンダーは、美しいジュウタンのようです。また色とりどりの花々が整然と咲き揃った花園は、誰もが写真を撮らずにはいられなくなることでしょう。ここファーム富田は、入場無料、駐車場無料の富良野を代表する観光農園。インスタ映えの写真撮影を求めて世界中から多くの観光客が来る人気スポットです。このほかにもユニーク観光農園が、富良野、美瑛にはたくさんあります。
層雲峡とカムイミンタラ(神々の遊ぶ庭)
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旭川市より石狩川沿いの国道39号線を大雪山方向に向かって層雲峡を目指します。今までの広大な田園風景とは異なり、山岳峡谷の風景へと変わって行きます。39号線から標識にしたがって「銀河、流星の滝」駐車場へクルマを駐めて、そそり立つ断崖を見上げると、流れ落ちる二つの滝が峡谷美の絶景となっていました。
駐車場からさらに双瀑台へ歩いて行くと銀河の滝(落差120m)と流星の滝(落差90m)の両方を同時に眺めることができますが、私が行ったときは、あいにく遊歩道が通行止めとなっていたので撮影することができませんでした。
39号線を北見方面に向かって、銀河トンネルを越え、さらに新大函トンネル超えて大函の標識を左側へ行くと川を挟んだ屏風のような峡谷「大函」を見ることができます。
39号線を層雲峡温泉まで戻り、大雪山黒岳ロープウェイに乗って黒岳五合目へ向かいます。五合目の黒岳駅展望台からは、アイヌ語で「神々の遊ぶ庭」と言われる「カムイミンタラ」の壮大な山岳パノラマの眺望を楽しむことができます。
さらにリフトで七合目まで行くと、かわいいシマリスたちが観光客を出迎えるかのようにひょっこり姿を現わしました。ここからは、あまりょうの滝展望台へ行く遊歩道「カムイの森の道」と、黒岳山頂または旭日岳へ向かう縦走コースがあります。
このカムイミンタラについては、以下の注意点があります。
- トイレがあるのは五合目の黒岳駅まで。それから先の登山道では少なく限定されている。
- 黒岳山頂または旭日岳までの縦走を目指す場合、携帯トイレを持参する必要がある。
- 携帯トイレは、黒岳ロープウェイ山麓駅売店または層雲峡ビジターセンターで販売されている。
- 黒岳登山は登山靴が必須。ガレ場でのケガ防止のためスニーカーは不可。
- 生水を飲んではならない。(エキノコックス症予防のため)
- 遊歩道「カムイの森の道」でしたらスニーカーでも可。ただしハイヒール、サンダルは不可。
- シマリスやキツネにエサを与えてはならない。
自然保護の観点から、携帯トイレは持って行きましょう。使わない場合は災害時、交通渋滞時にも役立ちます。最も避けるべきことは、トイレを我慢して水分補給をしないことです。水分が不足すると、足のツリ、ケイレン、脱水症、熱中症などの症状を起こします。登山中はこまめに水分を補給しましょう。
ただし生水は絶対に飲んではダメです。ネズミやキツネなど野生動物の糞尿が水に混入していた場合、エキノコックス症に感染するからです。また同様の理由でシマリスやキツネなどの野生動物にエサを与えてはいけません。
北海道はクルマ旅がオススメ
富良野、美瑛のような広大な場所は、カーナビ搭載のクルマの旅がオススメです。しかし、その土地の地理の把握は必要です。旅には観光地巡りのみのバスツァー、パッケージツァーなどいろいろなスタイルがありますが、自ら考えて行動することが旅の醍醐味だと思います。
北海道までは、カーフェリーでのんびり船旅がオススメですが、飛行機で航空券+宿泊+レンタカーのセットで、それぞれ自由に選択してリーズナブルに行く方法もあります。航空会社や旅行会社のサイトで確認してください。旅は自ら調べて計画するところからスタートするのです。
旅っていいですね! 広大な北海道には、まだ多くの絶景があります。北海道の他の地域は、以下のサイトにブログを投稿してあります。
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最後まで読んで頂きありがとうございました。
またブログで会いましょう。