絶景ハンター

グランドサークル・絶景巡りのクルマ旅 in アメリカ①

2020/03/23
 
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空野 とんび
国内外の絶景スポットを探し巡り、写真撮影をしている自称絶景ハンターの”空のとんび”です。 今後アウトドア関連や音楽関連などもブログでご紹介したいと思っていますので、よろしくお願いします。

アンテロープキャニオン、ホースシューベント、モニュメントバレー地球の壮大な歴史を物語る奇跡の絶景

グランドサークルは、アメリカのアリゾナ、ユタ、コロラド、ニューメキシコ州に跨がり、世界遺産、多くの国立公園、世界屈指の絶景スポットがたくさんある地域。グランドキャニオン、アンティロープキャニオン、モニュメントバレー、アーチーズ、セドナなどがあり、パウエル湖を中心にした半径230km内サークルの呼称です。

絶景ハンターとして、このグランドサークルを巡ったクルマ旅の実体験を、そこへ行って見たいと思っている方へのアドバイスも含めてご紹介したいと思います。今回は主にアンテロープキャニオン、ホースシューベント、モニュメントバレーの絶景巡り旅をご紹介します。

いつかは現地をクルマ旅で絶景を楽しみたいと思っている方のお役に立てれば幸いです。

 

大自然の芸術 アンテロープキャニオン

ロサンゼルスよりデルタ航空の国内線でラスベガスに到着後、4駆の大型レンタカーを借り、カーナビ代りにスマホのGoogleマップに目的地をセット。グランドサークルのクルマ旅がスタートしました。メンバーは5名です。

最初にユタ州のカナブへ向かい、一泊して翌朝、ザ・ウェーブの抽選会に参加しましたが、残念ながら落選でした。

気持ちを切り替えて、アンテロープキャニオンへ向かうため、カナブからアリゾナ州のペイジへ移動。地図上、移動距離は短いのですが、州越えによる時差のため、1時間逆戻りとなりました。少し得をした気分です。

アンテロープキャニオンは、アッパー・アンテロープキャニオンとロウアー・アンテロープキャニオンがあります。今回我々一行が行ったのは、アッパー・アンテロープキャニオンです。

パウエル湖のグレンキャニオンダム。ここはグランドサークルの中心地です。

 

グレンキャニオンダムから89号線を南下。さらに98号線を左折して、しばらく走ると3本の大きな煙突が見えてきますので、そこを目指すと煙突の手前にアッパーアンテロープキャニオンの駐車場があります。

アンテロープキャニオンは、日本で事前に予約しておく必要があります。特に人気の5~9月の光のビームが見られる昼時間は早めに予約しておくほうがベターです。予約、問い合わせについては、旅行会社、現地ナバホ族運営サイトを参考にしてください。

 

アンテロープキャニオンは鉄砲水と風の浸食により、何百万年にも及び地層を削り、流れるような造形美を創り上げました。この幻想的な芸術作品には驚く以外にありません。また峡谷内は洞窟のような狭さと薄暗さなので探検気分でワクワクしました。

昼頃のツァーに参加したので、峡谷内には上からの光は差し込んではいましたが、無風状態だったためか砂ボコリがあまり無く、光のビームらしさは見られませんでした。しかし、大自然がもたらした滑らかな岩の曲線美。この絶景は必見です。是非訪れて頂きたいと思います。

アンテロープキャニオンについて、注意事項とアドバイスを以下に記入しましたので参考にしてください。

  • 必ず現地ツァーガイドが同行しなければ行くことができない。
  • 現地までは悪路をトラックの荷台に乗って移動するので、砂ボコリが舞い上がる。マスクまたはバンダナがあるとベター。
  • 峡谷内はバックパックなど岩を傷つける可能性のあるものを身体に付けてはならない。
  • 光のビームを見るためには、太陽が真上にあることが望ましいので、昼頃のツァーがオススメ。
  • 峡谷内は薄暗いので、デジカメ、スマホでの撮影は、設定変更が必要。iPhoneの設定はクロームがオススメ。
  • 一眼レフで一般ツァーに参加した場合、三脚が使用できないため、ISO感度調整で対応。エアブラシは必需品。
  • レンズ交換は、カメラ内に砂ボコりが入るので絶対NG。
  • フラッシュは陰影が消えるので使用しないほうがベター。
  • 一眼レフで本格的に撮影するなら、三脚持参でフォトツァー参加がオススメ。
  • 峡谷内の戻りは、折り返し同じコースを通るが、戻り時の撮影は不可
  • ナバホ保留地のため、アメリカの国立公園年間パスは使えない。ナバホ保留地は半独立国。

 

不思議な馬蹄形の渓谷 ホースシューベント

アッパー・アンテロープキャニオンに来た98号線を戻り、89号線を左折して、しばらく南下するとホースシューベントの駐車場が見えてきます。ここは駐車場のみで、入場料、駐車料金は一切かかりません。

駐車場から30分ぐらい歩くと、深い赤肌の渓谷の下に濃いグリーンのコロラド川が、クッキリと大きな円を描いていました。

馬の蹄鉄のような造形からホースシューベントと名付けられたこの渓谷は、コロラド川が永~い年月をかけて削りだしたものです。後にこの優雅に流れる川は、さらにグランドキャニオンを創り出していくのです。自然のチカラには驚かされるばかりです。

ホースシューベント観光の注意点、アドバイスは、下記のとおりです。

  • 駐車場からホースシューベントまでは未舗装のため、スニーカーまたはトレッキングシューズを履いて歩く。
  • 乾燥地帯を1km以上歩くので飲料水を持参する。
  • ホースシューベント渓谷の深さは300m。柵がないので落ちないように注意。
  • 広大な風景のため、一眼レフでの撮影は広角レンズがオススメ。

 

巨大な地球史の碑 モニュメントバレー

一旦ページに戻りホテルに一泊し、翌朝、荒野の98号線を通って160号線を左折。さらにカイエンタを左折して163号線に入ります。

このカイエンタのスーパーマーケットで、飲料水、食料など必要なものを購入しておくことがオススメです。しかし、ここはナバホ居留地ですので飲酒禁止となっています。なお、この町で必ずガソリンの給油をしておきましょう。

163号線を走っていると、しだいに岩山(ビュート)が見えて、アメリカの西部らしい風景となってきます。4マイル先辺りからモニュメントバレーへの右折表示の大きな案内看板がありますので、それに従って行くとモニュメントバレーへ到着します。

東京タワー級の高さを誇る巨大な彫刻群が並ぶモニュメントバレー。真っ青な空を背景にそびえる赤い巨岩とのコントラストは、地球上、ここだけの絶景です。写真や映画でお馴染みとは思いますが、実際、目の前にするとその大きさに圧倒されます。

様々な形の岩山は、テーブル形状のメサと、浸食が進んだビュートなどがあり、2億7千年の長い歳月をかけて、風化と浸食により創られた巨大な地球史の碑と言えるでしょう。

地球とは思えない別の惑星にでも来たような別世界が展開して行きます。西部劇で有名なジョン・フォードポイントやスリーシスターズ、トーテムポールと呼ばれる変化に富んだ奇岩などがたくさん現れます。

バレー内は未舗装で荒れた悪路ですので、バレーツァーに参加し、ガイドが運転するのトラックに乗り換えたほうが無難です。それに一般車では入れない特別なコースを巡ることができます。古代先住民が暮らした洞窟、ビッグホーガン・アーチ、太陽の目などを見ることができます。

天井に穴の開いた洞窟には壁画が描かれ、周りには赤い巨岩の風景、それにガイドが奏でてくれた笛の音が相まって、太古の世界に迷い込んだような不思議な感覚を堪能しました。

ツァーは他にもバレー内のハイキング、朝日や夕日を観賞するものなどがあります。ビジターセンターのサイトで確認してください。

モニュメントバレーのティピ・ビレッジに事前予約すると、ティピの宿泊体験ができます。ティピとは、インディアンの移動式の円錐形テントです。予約、問い合わせについては、ホテルの予約サイトまたは現地Monument Valley TiPi Villageで可能です。ティピは少なく人気がありますので早期予約が必要です。

ここでメサやビュートを眺めながらのバーベキューは最高です。アメリカの西部にやって来たという気分で盛り上がりますよ。夜空の星もとても綺麗でした。非日常感たっぷりで、良い思い出になること間違いなしです。

ティピの中は思ったより広く、ツインベッドで中にはカーペットも敷かれていて快適でした。ひとつのティピに3人での宿泊であれば、事前予約でエキストラベットを用意してもらえますが、同時に毛布も予約しておく必要があります。夜は冷えるのでダウンジャケットを着ることをオススメします。

ティピ内には下記の設備があります。

  • ツインベッド
  • Wifi
  • 照明
  • 電機コンセント

敷地内には下記の設備があります。

  • 各ティピ毎にバーベキューグリル、テーブル、水道、ゴミ箱
  • 東屋
  • 共同の冷蔵庫
  • 共同のトイレ、シャワールーム

周辺には飲食のできる施設はありません。食材は全て自分たちで調達し、バーベキューがオススメです。

THE VIEW HOTELのプレミアムキャビンにも一泊しました。このコテージのベランダからは、モニュメントバレーの代表的な風景を眺めることができます。THE VIEW HOTELよりも眺めは良いと言われてます。

コテージの外観は小さく見えますが、中は思ったより広く、5人までなら余裕です。コテージは自炊ができる設備がありますので、前もって食材を調達しておきましょう。設備は下記のとおりです。

  • ツインベット
  • 二階建てベット
  • 広げるとエキストラベッドとなるソファー
  • バスタブ付きシャワーとトイレ
  • 冷蔵庫
  • 電子レンジ
  • シンク
  • テーブル
  • 暖房設備

ただし、バスタブにお湯を入れた後は、5分経過後でなければお湯が出ませんので注意してください。またWifiもあるのですが、あまり調子は良くありませんでした、

予約、問い合わせは、THE VIEW HOTELまたはこのホテルのPremium Cabinsのサイトで可能です。

有名な映画のフォレストガンプポイント。道路はクルマが早いスピードで往来していますので、写真撮影は注意が必要です。たまに警察が取り締まりをしていて、道路内に人間が入ると逮捕され罰金を要求される事もあるそうです。いずれにしても、交通事故には遭わないように注意しましょう。

モニュメントバレー観光の注意点、アドバイスは以下のとおりです。

  • モニュメント・バレー内は、荒れた凸凹の悪路のため、ガイドがトラックを運転するバレーツァーがオススメ。
  • バレーツァーは日除け屋根付き横あきのトラックの荷台に乗るので、帽子を被っていると風圧で飛ばされやすい。
  • 前を走るクルマの出す砂ボコリが舞うので、バンダナかマスクの持参がオススメ。
  • 乾燥しているので、飲料水を必ず持参する。
  • バレーツァーを利用しない場合は、車高の高い4WDがベター。
  • バレー内はハイキングツァーを除いて、徒歩で行動してはならない
  • ハイキングツァーであっても決められたコース外を歩いてはならない。
  • ナバホ保留地のため、アメリカの国立公園年間パスは使えない。
  • 道路での撮影には注意! 往来のクルマはかなりスピードが出ているので、交通事故に気をつけよう。

 

グランドサークルのクルマ旅に必要なこと

アメリカのクルマ旅に必要なアドバイスを以下に揚げておきましたので参考にしてください。

  • グランドサークルは、自由に移動できるクルマ旅がオススメ。
  • 日本で国際運転免許証を申請し、日本の運転免許証と共に必ず携帯する。
  • レンタカーは日本で予め車種、保険を予約しておく。
  • グランドサークルには悪路もあるので、4駆がオススメ。
  • アメリカの交通ルールを熟知しておく。
  • 海外旅行保険を申請する。クレジットカード付帯の保険では不十分な場合が多い。
  • 日本でグローバルWifiルーターのレンタルを予約し、出発空港で借りる。主にスマホ、タブレットのカーナビ用として必需品。
  • 念のため移動範囲のGoogle map をオフラインマップにダウンロードしておく。
  • カーインバータ・シガーソケット充電器 USB, ACコンセント付き(アメ車対応品)は、スマホ、デジカメ、Wifi充電に必要
  • アメリカは町と町の距離がかなり離れており、ガソリンスタンドが少ないので、燃料が1/3位まで減ったら必ず給油する。
  • アメリカのガソリンスタンドの給油ポンプ装置は、日本のクレジットカードが使えない
  • ガソリンスタンドは、店頭での前払いで日本のクレジットカードは使用可。店員にポンプ番号、給油金額を言って給油する。
  • ガソリンスタンドによってガソリンの種類表示、給油操作が異なっているので注意。

快適な旅にするためのアドバイス

  • 航空機、宿泊するホテル、ツァーなどは、予約サイトで早期に予約しておく。
  • 現地の大型スーパーマーケットでクーラーボックスを購入し、食料、飲料水などを保管する。
  • ナバホ族保留地は禁酒区域となっているので注意。
  • アンテロープキャニオン、ホースシューベント、モニュメントバレーは、ナバホ族保留地。自治権のある半独立国。
  • 飲酒運転、搭乗者の飲酒、公共の場での飲酒は一切禁止なので注意。
  • グランドサークルでは、不整地を歩くことが多いので、トレッキングシューズを持参する。
  • 砂ボコリがある場所も多いので、バンダナ、マスクを持参する。
  • 紫外線が強いので、帽子、サングラス、日焼け止めが必要。また乾燥しているので飲料水は必需品。
  • ナバホ族のガイドは、丁寧に説明をしてくます。英語のリスニングをしっかり勉強しておきましょう。

 

360°見渡す限り広がる荒野、それ以外はすべて青空、どこまでもつづく真っ直ぐな道。こんな別世界を駆け巡るグランドサークルのクルマ旅は、日本では決して味わえない壮大さを実感することができます。

この地球上にまだ人類が誕生していない遙か以前の時代から、気の遠くなるような悠久の歳月をかけて創り上げられてきた峡谷や巨岩の芸術品を、一生に一度は見ておくことをオススメします。

 

他のグランドサークルについては、以下のブログを読んでください。

アーチーズ・絶景巡りのクルマ旅 in アメリカ②

グランドキャニオン、セドナ・絶景巡りのクルマ旅 in US③

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。

またブログで会いましょう。

 

このブログは2019年5月のアメリカ旅行時の記事です。

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空野 とんび
国内外の絶景スポットを探し巡り、写真撮影をしている自称絶景ハンターの”空のとんび”です。 今後アウトドア関連や音楽関連などもブログでご紹介したいと思っていますので、よろしくお願いします。
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