絶景ハンター

地獄谷野猿公苑 スノーモンキー湯けむりの楽園

2020/12/31
 
この記事を書いている人 - WRITER -
国内外の絶景スポットを探し巡り、写真撮影をしている自称絶景ハンターの”空のとんび”です。 今後アウトドア関連や音楽関連などもブログでご紹介したいと思っていますので、よろしくお願いします。

世界で唯一、温泉に入る野生のおサルさん

「寒い日の温泉は最高、じんわり温まって眠くなりそうだな~」 見ているだけでほっこりと温まるように癒やされます。

スノーモンキーズは大人気

長野県の志賀高原の麓、「地獄谷野猿公苑」では、世界で唯一、温泉に浸かる野生のサルを間近で見られる貴重な体験ができます。既に世界的に有名になったこのスノーモンキーズは、世界中から来た観光客で大賑わいでした。

抱き合う親子のサルは、なんとも心温まる微笑ましい光景です。

 

愛嬌たっぷりの表情がかわいいですね。ふんわりとした毛並みが暖かそう。

 

源泉掛け流しの天然露天風呂。「あ~極楽、極楽」

 

スノーモンキーに会いに行く前のアドバイス

  • 気温が下がらなければ、彼らは温泉に入らない。早朝か雪の降る寒い日がオススメ(開苑時間9:00~16:00)
  • エサが与えられた後は、食べることが夢中になって温泉にはいらない。エサの時間は不定期。
  • 神林温泉より未舗装の細い凍結した山道を30分ほど歩くので、滑らない靴やブーツがオススメ。サンダル、ハイヒールはNG。
  • 道が凍結していない箇所は、泥でぬかるんでいる。
  • 寒い所に長時間いることになるので、十分な防寒着を着用する。ホッカイロがあるとベター。
  • 彼らを撮影するには、望遠機能のあるカメラがベター。間近に迫っての撮影はNG。

 

スノーモンキーは野生、これだけは気をつけよう!

  • 彼らに触れたらダメ、大騒ぎされる。サルは人混みの中もすり抜けて歩く。
  • 絶対にエサをあげてはならない。
  • 苑内で食事をしたり、食べ物を見せてはならない。
  • 間近で目を合わせてはならない。
  • サルの目の前に迫って撮影してはならない。
  • サルのダンゴのようなフンが、所々に落ちているので踏まないように注意。帰りのクルマやバスの中で匂う。

 

体が冷えたら近くの温泉に行こう! 信州は温泉天国

ほっこり入浴しているスノーモンキーを見ていると温泉に行きたくなりますよね。

野猿公苑近くの地獄谷温泉「後楽館」で日帰り温泉(12:00~15:00)が利用できます。内湯もありますが、露天風呂にはサルが入りに来ることもあるそうですよ。貴重な体験ができそうですね。また歴史あるこの「後楽館」は、囲碁ファンの聖地だそうです。

他に近くの角間温泉、渋温泉、湯田中温泉にも日帰り温泉が利用できるホテルや旅館がいくつかあります。

信州は温泉天国、県内には多くのさまざまな温泉があります。北海道に次いで2番目の多さです。気に入った宿や温泉を探して行くのも信州の旅の醍醐味です。

 

アクセス

クルマの場合、カーナビまたはGoogle mapの利用をオススメします。

  1. 関東、関西、中京、北陸方面からは、いずれも最終的に上信越自動車道を利用し、信州中野ICを降りて直進。
  2. 志賀・中野有料道路へ入り、そのまま道なりに走ると志賀高原に向かう292号線に入る。
  3. 292号線の志賀高原の登り口の少し手前付近に「神林温泉」の看板があるので、そこを左折。
  4. 坂道を登っていくと駐車場のスタッフがいるので、指示にしたがって駐車する。
  5. 駐車場から野猿公苑までは徒歩約30分で到着。

電車の場合は、以下のとおりです。

  1. 関東、東北、北陸方面からは「北陸新幹線」で、関西、中京からは「特急しなの」で長野駅下車
  2. 長野駅より、長電バスでスノーモンキーパーク行きを利用(入苑料、バス、鉄道運賃セットチケット有り)

長電バスのお得なスノーモンキーパス(入苑料、バス、鉄道運賃セットチケット)の詳細は、下記サイトをご覧ください。

nagadenbus.co.jp/local/ticket

 

まとめ

外国人観光客に最も人気のある「地獄谷野猿公苑」。世界で唯一、野生のサルが温泉に入っている光景は、ここでしか見られない貴重なものです。山奥の寒い冬を乗り越える彼らの知恵なのですが、その光景が微笑ましく、ほっこりと温まるように癒やされてしまうのです。

動物園とは違い、大自然の中で生き生きと暮らすサルたちの中に入って、間近に彼らを見ていると時間の経つのも忘れてしまいます。

自然の中で暮らす彼らの楽園がここにありました。

人類が求める平穏な社会がここにあるのかもしれません。

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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国内外の絶景スポットを探し巡り、写真撮影をしている自称絶景ハンターの”空のとんび”です。 今後アウトドア関連や音楽関連などもブログでご紹介したいと思っていますので、よろしくお願いします。
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