日本一の富士山、絶景巡りのくるま旅

圧倒的な存在感を誇る雄姿、富士山
富士山の魅力は、なんと言ってもその雄大さです。間近で眺めるとその大きさに圧倒されてしまいます。
富士五湖周辺からの眺めは迫力満点!
富士山から最も近い山梨県山中湖の「長池親水公園」からの眺望は迫力満点です。この絶景スポットは、11月中旬、2月初旬頃、夕陽が富士山頂に沈む瞬間に、湖に映る「逆さ富士」とのダブルダイアモンド富士が見られたり、朝陽が富士山に染まるモルゲンロートの撮影場所としても有名です。
富士山は高く大きいだけではなく、広く長く流麗な裾野も美しいのです。このような独立峰は、世界的にも希なのではないでしょうか。
誰もが知る富士山ですし、高さがあるので関東や新幹線、高速からも見られて身近に感じる方も多いとは思いますが、実際に間近で眺めると、改めてその大きさに驚く事でしょう。
河口湖の「大石公園」や本栖湖の北西岸も富士山が最も美しく見られる絶景スポットです。上の写真は本栖湖で撮影したものです。雪化粧をして左右対称の端正な雄姿は、まさに日本の象徴です。
国道300号線の本栖湖北岸の畔にある中ノ倉峠への山道を登ると(徒歩約30分)、千円札裏面の撮影スポットがあります。富士山と共に青く澄んだ本栖湖と樹海を一望できます。
世界文化遺産の富士山は、外国人観光客に大人気
新倉山浅間公園や忍野八海には、多くの外国人観光客が訪れていました。新倉山浅間公園の富士山と五重ノ塔の眺めは、日本らさしさがあり外国人には大人気です。上の写真は冬に撮影したものですが、桜の咲く春は素晴らしい絶景となることでしょう。
新倉山神社の五重ノ塔へは、398段の「咲くや姫階段」を登る必要があります。ガンバッテ登りましょう。しかし階段を回避するなだらかな山道もありました。
現地の駐車場が分かりにくいので、カーナビだけに頼らず案内表示看板などにも注意しながら行くことをオススメします。また駐車場への道が狭いので、対向車とのすれ違いに注意しましょう。なお、桜の見頃には、駐車場も満車となる可能性があると思いますので、朝早めに着くようにした方がよいでしょう。
静岡県の朝霧高原にある田貫湖から撮影した夕陽に染まる富士山です。田貫湖は富士山の西側にあるので、夕方、夕陽が雪化粧を照らして美しく輝いていました。
田貫湖へは、道が少し分かりにくいのでカーナビを利用することをオススメします。
三保の松原と富士山
静岡県の三保の松原は、天女の羽衣伝説で知られる日本を代表する景勝地です。大きな富士山を背景にした松林と砂浜の風景は、日本古来より日本人に愛され続け、多くの旅人がここを訪れたことでしょう。
駐車場より羽衣伝説ゆかりの御穂神社に向かう「神の道」もパワースポットとして有名です。黒松並木を眺めながら板張りのこの「神の道」を早朝に歩くと爽快な気分になりますよ。
三保の松原を歩いて東の端にある公園までたどり着いたら、連凧を揚げているおじさんと出会いました。連凧は富士山を背景に真っ青な大空に舞い上がり、気持ち良さそうに游いでいました。
三保の松原は距離が約7kmあります。海岸を歩くと砂利や砂に足を捕られて体力を消耗するので、松林の中と海岸沿いの遊歩道を歩くことをオススメします。
絶景の富士山を眺めるためのアドバイス
富士山の絶景を眺めるには、最低条件として天気が良くなければ富士山の全貌を眺めることはできません。当然の事ですが、雨、雪、曇りの日に訪れても富士山を見ることができません。
また晴れていても気温が上がると、地表面が温まり山の斜面に沿って上昇気流が発生します。高く上昇した気流が冷やされ、それによって湿度が増えて雲ができやすくなるのです。絶景の富士山を眺めるためのアドバイスを以下に記入しましたので参考にしてください。
- 秋、冬、春の積雪による雪化粧になってからがオススメ。夏はあまり姿を現わさない。
- 晴れていても午前中がベター。午後は雲が湧きやすく空が白濁しやすい。
- 西高東低の冬型気圧配置の日がベスト。
- 山梨県、静岡県の週間天気を見て計画を立てる。
- 春は晴れても霞で空が白濁しやすい。
まとめ
富士山は日本最高峰(3,776m)を誇る巨大な独立峰です。間近で見ると改めてその大きさに驚きを感じると思います。周辺の景色にも素晴らしいものがありますが、富士山そのものの雄大さを堪能してほしいと思います。
また富士山の絶景を見て回るには、クルマの利用が欠かせません。富士山の周辺は高速道路や整備された道路が多いので、ドライブには最適です。カーナビを利用していろいろな絶景スポットを回ることをオススメします。
絶景の富士山を眺めるためには、好天が絶対条件です。天気の良い日に早起きをしてダイナミックな富士山の雄姿を眺めてみてはいかがでしょうか。気分がスッキリしますよ。
最後まで読んで頂きありがとうございました。